Q10日記 その6
突如、NHK少年ドラマシリーズの様相を呈してきた#6。富士野が高見沢みちるに見えてきたよ(=_=;)
蠱惑的な魅力を放つ大量のカードを突き返し「自分の思い通りになるものなんて要らない」と言う平太。
自分の思い通りになる世界っていうのは、欲しいものがなんでも手に入る事と同義かなと思う。たしかに、そんな世界つまらない。
そして、自発的な「はにかみ」は勇気の第一歩。
虹を見ながら涙を手放すQ10。
弟のために学校を去る藤岡。
恋を得て、死が怖くなる久保。
有り金はたいて、御神籤を引き続ける山本。
生徒の代わりに幾重にも体を折る校長。
いつまでも着地点の見えない人生の中で、伝えられなかった気持ちもさよならも、どこへいってしまうのだろう。
真っ白な雪のように積もり積もって、汚いものをぜんぶ隠してくれればいいのに。
それとも「せんせい」に描いた絵のように、ハンドルを引いて一瞬で消し去れれば。
せっかくきれいになった部屋に、兄弟の両親は帰ってこない。
人が絶え間なくなにかを溜め込むのは、寂しさという空洞を埋めるためのはかない努力なのかもね。
生徒たちのマフラーが、同じようなカラー・コーディネートなのが印象的でした。
立ち消えになったかと思われた懐かしの名曲シリーズ、いきなり「さらば恋人」で復活です。スパイダースつながりで「昨日・今日・明日」も希望。
ところで。
SOSもQ10も、ひっくり返しても同じに読めるね。
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