清盛キーーーック !!!!
重盛が止めに入らなかったら死んじゃいそうな勢いでしたねえ、はう; やっぱ”犬”をつかれると、古傷がパックリ開いちゃうのかしら。ああでも、これから坂を転げ落ちるような平家の没落が見られるんだー、ワクワク(^O^)/ あたし何事につけ、この”落ちかかり”時期がいちばん好きです。神々の黄昏におけるお耽美度の高さは、他の追随を許しませんからねえ、ふふふ。
そして本日スタパのゲストは、一足早く崇徳上皇と墜落してしまった公家を演じた矢島健一氏でした。インタビュー番組って珍しいと思ったら、なんと初体験だそうです。もうずっと毎シーズン、何かのドラマで拝見してる印象が(そういう意味では野間口さんと双璧(^_^;))。プロフィールなどまったく知らなかったので、いろいろ楽しかったです。インテリヤクザ、冷淡な官僚、策略家、イヤミ男……そんなイメージが強いけど、ペットにはメロメロらしい。
先週、いよいよ「009 RE:CYBORG」が封切られました。手元にあるマンガや画集その他もろもろ引っ張り出すと、かなりの量に。今まで大事にしまっておいた石ノ森先生直筆の009こと島村ジョーも額装し、ひとりご満悦です。インタビュー時の録音テープも聞き返していますと、
「長男は中学三年、次男は小学六年生、来年はふたりとも受験でたいへんだ」
などと、ふとお父さんの顔を見せる先生。当時40歳を少し越えられた頃だったでしょうか。009に関しては、自分の作品でありながら最早手を離れてしまった感があるとしきりに仰ってました。
「たとえばさ、ジョーが他の女の子と仲良くしてるシーンなんか描こうものなら、途端に非難轟々だもんな」
「ああ……フランソワーズならなんとかガマンもできますけどね」
「そうね、いつも隣で手だけつないでたりするもんね」
「それでもそれ以上くっつくとうるさいぞ、みたいな」
「な、そういう風になっちゃうワケよ」
読者が自分のマンガを読んで何かに興味をもつきっかけになってくれたら、それこそマンガ家冥利に尽きる――先生があたしたちの心に蒔いて下さったタネは、ことあるごとに瑞々しい若葉を開き、新しい世界への窓をたたいてくれます。その、窓のひとつがまた開かれました。明日、観て参りますね、先生。
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