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「ソロモンの偽証 後篇・裁判」

前篇にほとんど救いがなかったせいで、後篇はちょっとの気遣いでも嬉しかったりしました。

五日間の裁判の行方の合間には、新しい証人や証言に加え、予想外の疑惑や疑念も生じ、最後まではらはらする展開でした。

結局、死んでしまった少年は、友だちになりたい友だちでいたいと思う相手を自分の支配下に置く――さもなくば、自分が精神的に優位に立つという、間違った求め方をしてしまったということでしょうか。
それにしても言葉の呪縛は恐ろしい。

心に蓋をしてしまうと自分が見たいものしか見えなくなる、自分がこうあって欲しいと思うものしか見えなくなる。
真実を伝える勇気がないことを、大人になると”面倒に巻き込まれないのも上手に生きるコツ”だなどと言い訳するけれど、せめて自分の愚かしさを自分で背負うくらいはしないとダメね。他人に許してもらって気を楽にしようなんて卑怯だってこと。

ひとりの少年が引き起こした死によって、多くの人の運命が狂わされても、最後はそれぞれの瞳に新たな光を宿すことができた。そんな風に思いました。



さーて、海月姫第5話ですが。
女装男子のお母さんが風丘先生だったとは……いやいや(^^;)
となると、海月姫のママとは別人? あたしの読みは浅はかでしたかそうですか。

千絵子ママが「平昌オリンピックフィギュアスケート最前列チケットで羽生結弦くんを愛でる」とかゆーのは、やっぱりフジ局放送と関係があるのかしらん。




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