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本年もお世話になりました。

更新がどんどん少なくなる当サイトにお運びいただき、ありがとうございました。
来年はコロナ禍が落ち着き、お出かけしやすくなる状況になればいいなあと願っております。


マツコの80年代モテ分析番組を見て、今の若者は堅実でえらいなあと感心する事しきり。
「刑事モース オックスフォード事件簿」は、BS11放送でした。土日連続で1話を前後編に分け放送するそうです。
寒いので、巣ごもり生活もいよいよテレビ頼みになってきました。
あとは買い込んだ本とCDを満喫予定。

それでは皆さま、良いお年を!




管理人青猫emi拝





取りあえず、年賀状はサクサクできた

結局年末年始もドタバタで、なんだかずっと It's been a hard day's night な感じ。
それでも裏表とも印刷した賀状持参で出掛け、空いた時間に一筆添え、近場で投函! 気がつけばいつもより余裕でしたわ(^^;)
せめてクリスマスっぽいメニューを三日続けて、ワイン三昧しております。
あ、ワイン三昧はボージョレヌーボー解禁からずっとか。



テレビの特番が怒涛の嵐で、番組表と首っ引きです。
えー、三夜連続岸辺露伴、相棒元旦SP 逃げ恥SPに100分deモーさま、ガンダムナラティヴに半地下家族……だいじょぶかだいじょぶだ多分。
さらにドキュメント72時間年末SP、BOOKSTAND前後編(ゲストがマキタさん)、ユーミンライヴに刑事モースオックスフォード事件簿がBS12で第一話から放送だと!?
……そんなこんなでフィギュアスケートも嵐も観てるヒマなさそう。光秀のスマホ観たから、もう麒麟もいっか(ヲイ)。



現在放送中の100分de名著「ブルデュー ディスタンクシオン」が思いの外楽しく、テキスト買ってきちゃいました。原典は私には難解すぎてついて行けないので、噛み砕いた方をね。副読本として紹介されたポール・ウィリス「ハマータウンの野郎ども」は書店で軒並み売り切れでした。何のかんの言ってテレビの影響力はまだ健在? ネット注文も今の時期はちょっと憚られるしにゃあ。

今年は長年欲しかったものを次々コンプリした年でした。やっとオトナ買い出来るようになったのねえ、自分。
重戦記エルガイムとガンダムX、無限のリヴァイアスのDVDでしょ、新書版チボー家の人々、文庫版西の善き魔女、里中満智子のギリシア神話マンガ。前橋汀子のヴァイオリン小曲集100、神尾真由子のCD。新しい電子ピアノに冬物衣料。
おカネは遣うべきときに遣わねば。あの世に持っていけないし。



大晦日あたり超弩級寒波到来だそうで。
今でも充分寒く、床に足置いてると冷えて痛みを感じます。スリッパはつんのめって怖いので普段から履かないのよねー。小さ目のホットカーペットでも買った方がいいのか。部屋内で移動しやすい充電式とかないか(探せよ#)。




ドラマ「ノースライト」前編が原作の5分の4まできちゃったという

少し前に新潮社出版部部長中瀬親方が激推ししてた本作。
読みましょう読みましょうとずるずる先延ばししていたら、ドラマ化されちゃった旨。
慌てて本を買い、今日前編放送だから半分以上読んでればだいじょぶよね! 一応保険かけて5分の4くらいまでいけばノープロブレムよね !! とタカをくくっていたら、マジ読んだとこまで進んでしまいまった……ギリセーフ !!!!(違)

小説では想像つかなかったY邸の全体像が、直後映像ではっきり映るってなんかすげー。
逆に、映像ゆえに先読みできてしまう場面もあって、そこがミステリーの難しいとこだよな。つか、もっと早く読んでおけという。


読みながらふと、時代設定が2003年? 2004年頃? と思い、奥付を確認したら2004年から2006年の雑誌連載とありました。でも単行本初版は2019年発行なの。出版までの期間が長過ぎじゃね?

著者横山秀夫は「半落ち」や「クライマーズハイ」「64」などベストセラーもある、いわゆる人気作家。
気になって調べてみたら、断続的なスランプに入ってしまっていたそう。

かつて「半落ち」が直木賞候補になったとき、審査員たちから肝心な部分に事実誤認があるとされ、落選したことがありました。
その後も各ミステリーランキングで1位になれば

「欠陥がある作品に賞を与えるミステリー業界はいかがなものか」

と苦言を呈し、本の売れ行きが好調だと

「欠陥があるにも関わらず売れ行きがいいなど、読者も作者もこだわるところが違うのではないか」

と批判し、読者まで侮辱するとは何事か直木賞選考委員会はそんなに偉いのかと、ちょっとした騒動になりました。
その後、著者は独自に検証し、事実誤認とされた当該箇所に問題はなかったと訴えたのにスルーされちゃったらしい。
筒井康隆によると、文藝春秋社(直木賞を出す出版社)の編集には土下座しなきゃなんないらしーけど、後味の悪い話ではありました。


ま、そんな話はさておき、ドラマ後編に期待します。
その前に原作読み切らねば!


そうそう、NHKで始まった「明治開花 新十郎探偵帖」は、アニメ「UN-GO」と原作同じですわね(^^)
創元推理文庫の「日本探偵小説全集」第10巻が坂口安吾集になっております。よろしかったらどうぞ~♪






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