なんだかもう感想入れてる余裕がありません。ストーリー追うので精一杯。
それでも今回の”真相”は個人的にうーむ;です。
教授の立場を利用し、認知研で得た情報を横流ししていた母を許せないカンジは、最後の願いとして、タモツに母の殺害を依頼します。
おりしも、狙いすましたように認知研ビル”沖天楼”前に現れた敵。
避難勧告に逆らい、間近でデータ収集を続ける母親の執着は、研究のためだけなのか。
そんな母に、タモツは「あんたの息子の戦いを最後までいっしょに見届けましょうや」と告げます。それに対し
「もちろん、私は最初からそのつもりでした」
と答える母の真意は、息子の契約を解きたい、ただそこにありました。
おそらくは、そのためならどんな汚い手を使っても、あくどい契約を結んでもかまわないと、母は思っていたのかもしれません。
戦いの目的を見つけられないカンジに「何か守りたいものを思い浮かべろ」とアドバイスするウシロ。
苦笑しながらも「母さんの研究は一流だ。それに沖天楼にはまだ秘密がある」と突撃するカンジ。
倒したはずの敵の再起動。
それは、ジアースの秘密を解くために戦いを沖天楼にコピーすることで、地球産業に利用しようとする「ジアース・プログラム」の存在でした。
「何故か、ジアースの研究を始めると自動的にプログラムが発動してしまう」とマチが言う通り、”その地球”のエネルギーを吸い尽くしてしまう、悪魔のプログラム。
更にそのエネルギーは、勝ち残り、延命を与えられた代償として、支配者たちへ送られてしまうのでした。
けれど、支配者の目論見は本当にただそれだけなの?
それじゃまるで、人間と単細胞生物くらいのレベル格差じゃないですか。つか、もっと効率のいいやり方がいくらでもあるだろうに。
淘汰に勝ち残った方が、エネルギーも上等ってんですかね。
目的は違えど、母子は互いを守りあい、息子は死亡。母は最初から勝ち目の無かったプログラム計画に挫折。
その様子を見たコエムシは、ウシロに次の地球への引継ぎ役を提示します。残りの敵は2体。パイロットはウシロと関のふたり。ならば不足分はカナに契約させればいいと。
「父さん? 順だけど。明日、カナを連れて帰ります」
お兄ちゃんが死ぬのはイヤと泣き崩れるカナを前に、ウシロはある決心をした様子。
残る敵を倒し、次の地球での引き継ぎを終え、支配者にいいようにエネルギーを消費される未来に、ウシロはどう対峙するのでしょうか。
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